建学の精神と教育目標
建学の精神
“建学の精神”とは、私財を投じて私立学校を起こした創立者の、教育にかける情熱・理念を表したものです。
この精神の具現化のため、“こんな子供に育てたい”という願いを込め、次の4つを教育の目標として、日々の保育に反映させ実践します。
教育目標・・・4つの柱
1.じょうぶなからだに
- 健全な心身と明るくいきいきとした子に
2.いのちをたいせつに
- やさしさ・思いやりの心を育て、いのちの尊さを知る
3.やる気のある子に
- 自主自立の態度とやる気を育てる
4.よく考える子に
- 自分で考えて行動する
- 判断力・思考力・創造性を育てる
教育内容の重点
1.直接体験を軸とした幼児期にふさわしい生活によって、
感性の育成を図る
園内、園外を問わず、感覚を十分に働かせての直接体験を重視し、幼児期に育てておきたい好ましい感性の育ちをねらっていきます。また、その感動を素直に表現する様々な方法に触れ、自分を表現する楽しさや認められることの充実感を味わうことを通して、自己肯定感を育てることを目標にします。
2.個性の伸長を図る
教育は、その子のあるがままを受け止めることから始まります。個々の発達の状況をしっかりと見極め、受け止めて、個々の発達課題に向けた支援を行いながら“その子らしさ”を大切に伸ばしていくことに努力します。
3.社会性の育成を図る
クラスや集団は、個々を育てる大切な環境です。そして、個々が育つことによって、より集団の機能が活性化される相乗効果を生んでいます。“みんなの輪(和)の中で一人ひとりを育てる”が、本学園のスローガンです。主にグループやクラス、学年で取り組む教育活動・行事などの園生活を通して、生活や集団の中で自己発揮できると同時に、他人を尊重する心や思いやりの気持ち、自律、自己抑制する力を併せ持つことのできる人づくりを目指します。